分離発注とは→アスベスト解体費用を40%安くする方法
分離発注とは文字通り「分けて発注すること」です。「アスベスト工事と解体工事の分離発注」では、アスベスト工事と解体工事を分けて発注することを意味します。
発注者が、ハウスメーカー(住宅販売会社)や工務店と、解体から建築までの一括契約をした場合、ハウスメーカーや工務店が元請となり、下請けとなるアスベスト・解体工事業者を選定します。
この場合、20~30%ほどの元請の中間マージン(利益)がアスベストと解体費用に上乗せされます。加えて、下請業者のマージンも10%ほど上乗せされます。
また、「建築と解体の分離発注」では、建築工事と解体工事を分けて発注することを意味します。
この場合も、ハウスメーカーや工務店が元請になると、20~30%ほどの元請の中間マージン(利益)が解体費用に上乗せされます。加えて、下請業者のマージンも10%ほど上乗せされます。
このような発注形態ではなく、発注者が直接アスベスト業者や解体業者に依頼することを分離発注と言います。
分離発注することにより、中間マージンがカットされ、工事費用を40%も大幅に安くすることができるのです。
次のページでは、分離発注の構造をグラフを用いてより具体的にご説明いたします。
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