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熊本県の倒壊建物アスベスト対策として、防じんマスク無償配布

熊本県を中心に相次いでいる地震で倒壊した建物から、有害物質「アスベスト(石綿)」が飛散する恐れがあるため、環境省と厚生労働省は22日、防じんマスク計6万6580枚を被災者やボランティアに無償で配布すると発表した。

引用元:読売新聞

2016年4月24日

 

アスベストは、天然の鉱物繊維です。その直径は0.02から0.06ミクロン(1ミクロンは1mmの1000分の1)であり、「髪の毛の5000分の1」という非常に細かいものです。
そのため、吸い込んで肺の中に入ると、肺の組織に刺さり、溶解せずに残って、中皮腫や肺がんなどの原因になります。

 

そして20~40年の潜伏期間を経て発症するのです。アスベストが「静かな時限爆弾」と呼ばれるゆえんです。

 

アスベストは、その飛散性の高さ・危険度から、レベル1、レベル2、レベル3に分けられます。

 

最も危険なのは、レベル1の「吹付けアスベスト」で、1980年代まで鉄骨造の建物の天井・梁などに使われていました。

 

レベル2の「保温材・断熱材」も、2004年まで煙突や鉄骨造の建物の梁・柱などに使われていました。

 

レベル3の「石綿含有建材(成形板)」も、2004年まで内外装材、屋根材、床材などに使われていました。

 

アスベストはこのように多岐にわたって使われていたので、倒壊した建物の周辺や、がれき置き場などで作業する際は、必ず防じんマスクを着用してください。

 

2011年の東日本大震災でも、建物の倒壊や解体作業でアスベストが飛散する危険性が指摘されました。

 

この時の教訓から、防じんマスクが無償配布されているので、アスベストの危険性を認識して、必ず着用するようにしてください。

 

 

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