熊本市、被災建物のアスベスト使用を調査
熊本市は、地震で被災した建物に健康被害を引き起こすアスベストが使われていないか確認する調査を始めました。
熊本市が2日から始めた調査では、アスベストの専門家などが建物の壁に入ったひびをライトで照らして断熱材の素材を確認したり、建物の所有者にいつ建てられたのかを聞き取ったりしていました。
引用元:NHK NEWS WEB
2016年5月2日
2011年の東日本大震災でも、建物の倒壊や解体作業でアスベストが飛散する危険性が指摘されました。
この時の教訓を生かし、熊本市がアスベストの使用調査を開始したことは、迅速かつ的確な対応です。
前回の記事でも記載したように、アスベストは多岐にわたって使われていたので、倒壊した建物の周辺や、がれき置き場などで作業する際は、必ず防じんマスクを着用してください。
アスベストらしきものを見つけた場合は、近づかないようにしましょう。
そして、アスベスト含有建物の所有者は、除去するなどの対策を行政に相談するようにしてください。
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