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東京都内のリフォーム会社様から、マンションリフォームに伴うアスベスト除去及び内装解体工事のご依頼がありました。このマンションは1971年築で、クリソタイル(白石綿)【レベル1】が天井・壁などに吹付けアスベストとして使われており、まずこれらのアスベストを除去した後、内装解体を行いました。
建物種別 | 5階建てマンションの1階部分 | 工事期間/費用 | 4日/180万円 |
施工規模 | 47㎡ | 工事内容 | アスベスト除去・内装解体工事 |
1.施工前外観 | 2.施工前建物内部 | 3.作業前清掃 |
4.床養生(1重目) | 5.床養生(1重目)。シートの重ね幅は30cm以上にします。 | 6.床養生(2重目) |
7.床立ち上げも30cm以上にします | 8.壁養生 | 9.壁重ね幅も30cm以上にします。 |
10.養生完了 | 11.負圧除塵装置設置 | 12.セキュリティーゾーン設置 |
13.保護着完全着用 | 14.飛散抑制剤散布 | 15.アスベストをケレン棒ではがします(荒落とし)。 |
16.二次フィルター交換 | 17.石綿除去(みがきガンコ)。ガンコとは研磨布のことです。 | 18.飛散防止剤の散布 |
19.廃石綿袋詰め(1重目) | 20.廃石綿袋詰め(2重目) | 21.養生シート(床)撤去 |
22.養生シート袋詰め(1重目) | 23.施工完了 | 24.施工完了 |
※16.二次フィルター交換→荒落し(アスベストをはぐ作業)の後は、空気が汚れるので、必ず負圧除塵装置の二次フィルターを交換します。外側の一次フィルターは一日に4回、内側の二次フィルターは一日に2回交換します。
※20.廃石綿袋詰め(2重目)→1重目の黄色の袋は廃石綿で汚れています。従って石綿が付かないように、2重目の透明な袋に入れるのはクリーンなセキュリティゾーンの中で行います。
今回のようにアスベストが飛散する可能性が極めて高い作業は【レベル1】と言われ、アスベスト除去工事においては最も重度な作業になります。
しかもこの案件はマンション内でのアスベスト除去作業でしたので、アスベストが飛散しないよう、さらに細心の注意が必要でした。
従って、上記写真のように、シートの重ね幅を30cm以上にし、厳重に床と壁を養生した上で実施いたしました。
レベル1のアスベストは、吹付け石綿や石綿含有保温材に加え、アスベスト含有材の除去で発生した廃棄物(養生シート、保護着、フィルター等)を特別管理産業廃棄物として、管理型の最終処分場で埋め立て処分します。
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