アスベスト除去トップ>工事実績のご紹介>グローブバッグ工法施工例
一部上場の大手設備会社様から、配管設備工事に伴うアスベスト除去工事のご依頼がありました。壁と壁との間や床と天井との間、計30カ所にケイ酸カルシウム板(ケイカル板)が使われており、これらを「グローブバッグ工法」により除去しました。
グローブバッグ(部分隔離)工法とは、機械室の配管エルボなどに使用されている石綿保温材を除去する際に用いる工法です。除去する石綿保温材周辺を部分的にグローブバッグを使用し密閉にした上、グローブバッグ内で保温材の剥離作業を行います。
グローブバッグ(Glove Bags)とは、腕を入れるグローブと一体型の袋のことです。
この袋を使用することにより、本来レベル1と同様の設備が必要であった作業が、レベル2対応の呼吸用保護具、作業着で作業しても問題なくなるわけです。
また、除去できる範囲は狭いですが、作業範囲内でコンパクトに効率よくアスベストを除去できます。
グローブバッグ工法は本来、配管に対応した工法ですが、今回はその応用パターンとしてこの工法を採用しました。下記の写真はほんの一例で、30カ所の異なる状況下でグローブバッグ工法を実施しました。
厚さ2cm以上のケイ酸カルシウム板が使用されているので、【レベル2】対応のアスベスト除去となりました。
建物種別 | 某建物 | 工事期間/費用 | 21日/580万円 |
施工規模 | 30カ所 | 工事内容 | アスベスト除去工事【レベル2】 |
1.施工前 | 2.グローブバッグ設置 | 3.飛散抑制剤散布 |
4.飛散抑制剤散布 | 5.アスベスト撤去作業 | 6.飛散防止剤散布 |
7.グローブバッグ袋詰め(1重目) | 8.グローブバッグ袋詰め(2重目) | 9.施工完了 |
参考例:配管エルボのグローブバッグ工法 |
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